2008.07.24(Thu)
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2007.12.23(Sun)
原作を初めて読んだ私は、アニメと原作の画風の違いに驚きました。 特に星飛雄馬の描かれ方が全然違うのです。 アニメの方は全体的に顔の作りが大人びているというか、 男らしい感じがします。 原作の方は輪郭が丸く頬はふっくらとして、瞳は少女マンガのように潤み 子供っぽくとても可愛らしい感じです。 そんなのは少年時代だけだろうと思っていたら 巨人軍入団後も一向に変わらず、可愛いままでした。 巨人の星を観る前に抱いていたど根性漫画の主人公(ごついイメージ像) とは画風の上では異なり、星飛雄馬とは実は美少年だったのかと 巻数が進むごとに飛雄馬に対する今までの認識が変わりました。 それと同時に可愛らしい少年飛雄馬に対して愛着が湧きました。 それが私の星飛雄馬に惹かれるきっかけでもありました。 ストーリーの方は甲子園編までは映画版を先に観て だいたい内容がわかっているのでさらさらっと読みました。 しかし、飛雄馬退学事件は衝撃的でした。 お人好しと言うか何というか極端な行動に走る主人公。 この過激な飛雄馬の性格(すべてかゼロか)には目を引いてやまないところがあります。 その後巨人軍に入団し、大リーグボールを開眼、ライバルとの死闘 主人公を襲う数々の試練(自分がきっかけを起こすこともありますが)。 今までに読んだ漫画の中でこれほどまでに苦難を強いられる主人公があっただろうか。 試練に対する主人公の苦悩、そして乗り越えるときの直向さ、 私は重厚な物語とそれに立ち向かう純粋過激な主人公にすっかりと魅かれていました。 ここまでは野球ロボット編以前の少年向け野球(魔球)漫画だった頃の 巨人の星に対する感想です。 この作品はオズマ登場を境に物語の軸が野球から 登場人物の青春に対する苦悩に移り、青年向けの人間ドラマになります。 前半までとは話の展開も画風もがらりと大人向けに一変します。 それと同時に可愛い美少年から最初のど根性のイメージどおり、 凄みのある男らしい星飛雄馬へと表情が変わります。 野球ロボット、大切な人(美奈さん)との死別・・・。 このあたりから飛雄馬は外見も内面も(一層過激さが増した?) 確実に大人の男へと成長していきます。 そして私はあまりに目まぐるしいストーリーの変化にクラクラしながら、 父対息子の激闘、親友との離別など 男達の濃厚で重暗い青春の苦悩にすっかり感情移入しながら 自らを酔わせていました・・・。 後編に続く
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