2008.09.06(Sat)
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2007.11.27(Tue)
星飛雄馬が父一徹から語られる話の中で 後々までも強い感銘を受けたのが 坂本龍馬が言ったとされる 「男ならドブの中でも前のめりに死にたい」 という言葉です。 新巨人の星(7年後の昭和50年)にも出てくるほどに 飛雄馬に影響を与えました。 私の父も子供のころにこれを見てから、 大人になるまでずっと坂本龍馬はドブの中で前のめりに死んだと信じていました。 しかし、みなさんもご存じのとおり坂本龍馬が この通りに前のめりに死んだ、あるいはこの発言をしたという 話は文献にも証拠や証言にも残っていません。 私は坂本龍馬のファンで書籍などは結構読みましたがそのような 記述は巨人の星以外では見たことがありません。 ほぼ100%梶原一騎の脚色と考えられるでしょう。 史実でなくても、龍馬の場合小説などでフィックションが 読者にすりこまれ世間に定着していることが多々あります。 これらは後世の人間が、ダメな人間が英雄になるという サクセスストーリーを作りたいために 様々な逸話を脚色をしたものです。 なぜ脚色したか、物語を作る上でおいしいからです。 「男なら・・・」もかなりおいしい逸話と思われますが、 龍馬関連の話ではフィックションにもされていません。 なぜ梶原一騎はドブの中で前のめりに死にたいという台詞を 数ある歴史上の人物の中で坂本龍馬が言ったことにしたのか? これは龍馬が16歳の時に作った短歌です。 「世の人は我を何とも云はば云へ 我が為すことは我のみぞ知る」 飛雄馬の性格にこういった要素が十分に含まれているように思います。 大リーグボールを作る時のひたむきな執念、 人がなんと言おうと自分の決めた信念を貫く・・etc そういう飛雄馬の性格の一部は坂本龍馬を参考にしているのかもしれません。 主人公に強い影響力を与える台詞を龍馬に言わせたのは 飛雄馬というキャラクターを作る上で影響のあった人物だったからではないでしょうか。 前の記事でカネやんが 「星リュウマはわしがモデルなんだよ」 と話しておられたと書きましたが、 巨人の星の話の前に好きな歴史上の人物は坂本龍馬だと話したので そのこともあってまざってしまったのでしょう。 龍馬と飛雄馬、名前も似ていますね。
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