2008.09.06(Sat)
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2007.01.28(Sun)
あれから三時間、正体不明の軍艦と男の事がどうしても脳裏から離れる事が出来なかった。 楽しいはずの囲碁倶楽部の間も、あの軍艦のオーラに呼び覚まされる。 村瀬の目線は親友は勿論のこと、周囲の人間にもふわふわと何処かへ行ってしまっているように見えた。 「あいつ様子がおかしいぞ、なにかあったのか。」 「いや、何でもないんだ……。」 彼の様子が違う原因は知っているが、それは二人だけで秘めている。 石川も村瀬も古鷹山での出来事は決して他の生徒には話せなかった。 誰かに話そうとすると、この世界のものと異なる不思議なオーラと周りの空間との温度差を生々しく思い出してしまうからだ。 それが恐ろしいのだ。まるで自分がどこか異次元にとばされて、この世に存在するという感覚がすっと消えていくような錯覚に陥る。 (村瀬…貴様は感受性が強いから特に影響を受けてしまう……。) うつろな彼の肩にゆっくりと手を置いた。 あれは何だったのか、疑問は募りゆく―――――――
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